【解説】太るために必要な糖質の摂取タイミングと量|痩せ型から抜け出す食べ方

「たくさん食べているのに太れない」
「頑張ってプロテインを飲んでいるのに体重が増えない」
そんな悩みを抱えている方は、糖質の摂取タイミングと量に問題があるかもしれません。
糖質は、筋肉や体脂肪の材料となる「エネルギー源」。太るためには欠かせない栄養素ですが、摂り方を間違えると太れないまま終わってしまうこともあります。
本記事では、46kg→64kgまで体重を増やした筆者の実体験も交えながら、太りたい人向けに“効果的な糖質の摂取タイミングと量”をわかりやすく解説します。
そもそも、太るために糖質はなぜ必要?
糖質は、体内でブドウ糖に分解され、脳・筋肉・内臓のエネルギー源として使われます。
体重を増やす=エネルギーの摂取が消費を上回ること。
特に糖質が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーに変えようとするため、太るどころか痩せてしまう原因に。
✅「糖質が足りない=筋肉が増えにくい、体重が増えにくい」
逆に言えば、糖質をしっかり摂ることで“太れる体”をつくれるのです。
太りたい人に最適な糖質摂取のタイミング【3つのゴールデンタイム】
① 朝食時|エネルギー不足をリセット
朝は、睡眠中に消費したエネルギーを補う大切な時間。
ここで糖質をしっかり摂ることで、1日の代謝が安定し、体重の“ベースアップ”が期待できます。
• ✅ おすすめ例:ご飯・フルーツ・粉飴入りヨーグルト
② トレーニング前・中・後|筋肉を守りながら体重を増やす
筋トレ前に糖質が不足していると、筋肉が分解されやすくなります。
また、トレーニング中や直後に糖質を補給することで、筋分解を防ぎ、筋肉の合成効率も高まります。
• トレ前:おにぎりやバナナ、CCDドリンク
• トレ中:CCDやマルトデキストリン
• トレ後:白米+たんぱく質(プロテイン+ご飯)
③ 就寝前|夜間のカロリー消費に備える
太りたい人は、「夜に食べるのは太るからNG」という思い込みは捨てましょう。
寝ている間も基礎代謝でエネルギーは消費されるため、軽く糖質を摂ることで体重減少を防ぐことができます。
• ✅ おすすめ例:おにぎり1個・粉飴を溶かしたミルク・pluelなど
体重を増やすための糖質摂取量の目安
痩せ型の人が太るためには、体重×6〜8g程度の糖質摂取が理想です。
例えば体重50kgの人なら、1日あたり約300〜400gの糖質が必要。
体重 | 糖質目安(1日) | ご飯換算(1杯150g=糖質55g) |
50kg | 300〜400g | ご飯5〜7杯分 |
60kg | 360〜480g | ご飯6〜8杯分 |
※食事以外にも、粉飴・pluel・マルトデキストリンなどを活用すると無理なく摂れます。
実体験:糖質を増やして体重が伸びた例
筆者自身、以前は「糖質=太るから避けるべき」と思っていた時期がありました。
しかし、体重は一向に増えず、むしろ減る一方…。
そこで、「トレーニング前・中・後+間食+就寝前」に粉飴やCCDなどで糖質を意識的に補給し始めた結果、
→ 46kg → 64kgまで増量することができました。
ポイントは、「一気にたくさん」ではなく、“こまめに・継続的に”糖質を入れることです。
まとめ|糖質を“正しく摂ること”が、太るための第一歩
「太りたいのに太れない…」と悩む方の多くは、糖質の量とタイミングが足りていないケースが非常に多いです。
✅ 朝・トレーニング周辺・就寝前を中心に
✅ 体重×6〜8gを目安に糖質を摂取
✅ 粉飴やCCDなどを上手く活用する
これらを意識するだけでも、体が変わるスピードが大きく変わります。
「ちゃんと食べてるのに太れない」と感じているなら、今日から“糖質の摂り方”を見直してみましょう。